はじめに♪

コチラのコーナーは2011年11月に阿部薫と水野千郁が開催した、

「縁〜えにし〜」個展の時の写真です。

 

記憶や記念を独り占めするのは勿体ないですから、

1年経ってしまったからこそ♪

このサイトにフォトスペースがあるのだから展示です!!!

 

先ずは8枚をアップいたします。

まだまだありますので、文章と共に楽しんで下さい。

 

そしてこのサイトは日々いじられて変わります(笑)

 

並べられた写真をクリックすると、大きくなります!!!

2011年11月開催の個展写真

2011年個展 welcomeボード

早いものです「縁〜えにし〜」の個展から、

1年が経ちましたね。

写真があるので折角だからギャラリーに載せて、

その時のお話を交えながら、写真やエピソードを載せていこうと思います。

 

2011年は私達の心に深い深い衝撃の傷をのこした、

震災がおきた年でした。

表現を生業にして生きている者としては、

自分達に何が出来るのだろうと、凄く考える機会となり。

自分の非力さも沢山感じた年でした。

 

ですが、ずっと手元を見ていても何も始まりません。

阿部さんと会って「個展開きませんか?」話しをしたのは、

そう…あれは、6月の下旬だったと思います。

 

そこから、テーマを話し合ったり、

写真を選んでサイズを決めたり、額縁を選んだり…。

会場の構想の話しをしたり、5ヶ月の準備期間に入りました。

 

そして阿部さんとのコラボ個展は4年ぶりで、

私達に出来る事は限られていますが、

自分達が前を見て歩いていく為の、未来に向けての発信でした。

 

4年前の個展はお祭りな感じで、色々ありの手探り感たっぷりで、

ワイワイガヤガヤとした感じでしたが。

 

今回一番こだわったのが、4年前と同じ場所でと言う事でした。

お互いのスケージュールを確認しながら、

会場が空いている時期を阿部さんが聞きにいった時に、

開いていた期間は、まさに導かれた!!と、確信を持った期間でした。

 

それは2011年11月11日の満月を迎える、

それはそれは素晴らしい日を迎えられる一週間が、

私達に割り振られたのです♪

思わず私は「神様有り難う♪頑張るよ〜!!」と、

先の光が見えて力強くなれた、初めの1歩だったのです。

 

2011年の個展は「魅せる個展」って感じの飾り付けにしました。

 

来てくれた方々が落ち着けて、

じっくり写真と詩を読みながら、静かな時間を過ごしていけるように、

そして色々楽しんでいただけるように、

物販も準備して初めての挑戦は、ドキドキでした。

 

この写真は入口スグに飾ったwelcomeボードです。

販売した「Gift Box」の本の最後にも載せました。

 

私はこの阿部さんの写真が、とっても阿部さんぽくて良いな〜と思う1枚です。

 

 

小さな写真達

さて入口にはいつも元気を下さった「Rさん」の提案で、

メッセージノートの案を頂きまして。

 

まったく思いつきもせず、目から鱗だったのです。

 

初日の一番最初に来て下さったのに…。

ジックリ見たかっただろうに…。

私ったら満面の笑みで、

「素敵な案ですね!!でもノートを誰も買いに行けないので、

もし良かったらスグの所にコンビニがあるので、

記念に私達にプレゼントして下さい」と、

お客様にお使いを頼んだあげくに、ノートまでねだってた私(^o^:)

 

良い人達ばかりでついつい甘える私達…。

 

入口の右側の窓も空きスペースにはしたく無かったので、

大きなパネルにはならなかったけど、

それなりに沢山飾ったら可愛かったりイイ写真なんだ!!

そんな可愛いものシリーズや、

阿部さんの目線のさり気ない風景を飾ったんですよ。

 

実は♡ハートのモチーフや、そう見えるでしょ〜的な写真や、

よく見たら顔に見えるでしょ〜時な写真を、

阿部さんはよく撮っていて、

麻の紐に小さな紙挟みで洗濯物のように飾りました♪

 

 

 

chifumiコーナーの写真と詩

このスペースは、私こと水野千郁の写真と詩です。

阿部さんの写真の下に全て詩をつけましたが、

私が詩を書く切っ掛けとなったのは、

2007年の初めての個展からです。

 

阿部さんの大きな写真の下に何かあったら良いかも♪

そう思って書いた数点の詩を、多くの方々が涙して感激して下さいました。

そして皆さんと色々とお話をいたしました。

 

そこで改めて色んな事を思い考え感じたのです。

 

細かい事を書いたらきりがないのでザザッと端折り書きますね。

 

私はチョッと人からしたら色々複雑育ちをしていて、

母子家庭で育った私は、たまに父とのふれあい生活もあり、

子供ながらに色んな感情の使い分けを身につけ、

色んな障害にも負けず、大きくなりました。

まぁ色々と考える多感期の17の頃に、

進路の話しで「写真学校に行きたい」と言ったら、

いつもは優しくて温厚な父は大反対をして、

大学へ行くようにと言いました。

その直ぐ後に、父は何も告げずに何処かへ消え、

音信不通になり、なんの音沙汰もないまま時は経ち、

再会したのは13年後の、私が30歳になる1ヶ月前でした。

 

その再会した時は、父は病院のベットの上でした。

「末期ガン」と聞かされ。

私は「恨み憎む事にも疲れた」落ち着いた年齢になっていたので、

急に消えた父を責める事もなく、

最後の残された幸せな時間を、笑顔で過ごしました。

 

その時に話した内容は、私の名前の意味でした。

「いま何をして食べているの?」

「飲食店で働いているよ」

「そうなの?そっか〜本当は書き物を書く人になって欲しかったのに」

小さい頃から父から、沢山の本を与えられていた私。

笑いながら「そうなるように仕向けていたの?」と、聞くと。

笑顔で頷いて。

「チフミの千と郁と言う字は、幾千の郁(カオリ)を放ち人を導き助け、

多くの人に愛されるようにつけたのだけど、

この郁と言う漢字を使った中国の文献に出て来る人が、

文学で国を動かした才女で、その人のようになって欲しくて。

パパは物書きになりたかったけど、なれなかったから、

子供に託したんだよ〜」

そう言って笑っていました。

 

そして時間がきて別れ際に。

「パパが死んだら千郁が書き物をする人になるように、背中を押すぞ!!

そしてお願いがある、パパの骨を宜しく頼むよ。あと、目は大事だから良い眼鏡を買いなさい」

これが最後の言葉で、その時にくれたお金を、

私は未だに使えずにお守りのように持っています。

 

父の言葉通りに色々と不思議な糸が繋がり、

徐々に背中を押されていくのです(笑)

 

実は昔に、細くそれはそれは小さな紐がありまして。

 

中学の頃にジャケ買いで、父に買って貰ったのがTMネットワークで、

父と離れた頃にTMネットワークの「キャロル」コンサートで元気をもらい、

だから阿部さんを知る訳で。

誰かしらのコンサートに友人に連れられて行く度に、

阿部さんがドラムを叩いていまして(笑)

 

そこから時は経ち。

 

父が亡くなった後すぐに、友人とご飯を食べていたら、

途中で来た阿部さんを紹介され、

カップラーメンが出来る分数で、

直ぐさま意気投合し友人になるのです(笑)

 

そして数年はご飯を食べたり馬鹿話したりで時は経ち、

阿部さんに個展の話しを持ちかけ、2007年に個展を開いた訳で…。

 

今こうして振り返ると、

私にはなんだかとっても意味深い流れなのです。

こうやって自分の写真を展示しながら、

「昔は写真家になりたかった」そんな、あの頃に自分の夢は、

時が経ても叶うのだと思いました。

 

そして2007年の個展で書いた文章「羽ばたく場所」は、

父がモチーフになって書いた詩です。

個展が終わった後にお墓まいりに帰った時に、

大きな羽ばたく翼の雲の写真が撮れて、

「あぁぁ全てが始まるんだ!!」と、母と確信した空からのメッセージ♪

そしてこの個展の文章が切っ掛けで本を出版し、

表紙にこの翼の写真を使いました。

 

全ての、縁〜えにし〜の物語に感謝をしたくて、

始まりの新たな始まり、今回の2011年に翼の写真と文章を、

改めて展示したのでした。

阿部薫写真 柱の物語「命」

この柱のコーナーは、

阿部さんのロマンティックが詰まった柱です。

 

ハートに並べられたピンクのキャンドルが、

温かな思いを伝えているようだったり、

寒い寒い北の国の流氷がギシギシと音をたて、

孤独を語りかけているようだったり。

クローバーの脇の小さな水たまりに反射する太陽は、

なんか小さな希望が溢れています。

浮かび上がる様な数本のロウソクは、

まるで命を表しているようで、

心の奥の闇からの一筋を、照らしているようでした。

 

ゼンマイ仕掛けの時計は、過去→今→未来と、

淡々とした時を刻むのではなく、

思い出を刻んでるかのようです。

 

そんな沢山の、見過ごしそうな風景や物をキャッチし、

瞬間を切り取り、物語を綴る感じが上手い、

阿部さんの写真は、阿部さんの心を切り取っているようで、

ドラムを叩く大胆な姿とは違い。

 

繊細さが溢れて、まるで自己を問うているようです。

 

 

阿部薫 写真 「旅」

このコーナーは阿部さんの旅の写真です。

中国の風景や、日本のどこそかの街の風景。

そして海を見つめ考えるの巻。

などなど。

 

ミュージシャンはツアーがあるので、

色んな所を旅できて良いな〜と、

なんにも知らない頃は思いましたが。

誰かしらのツアーに同行して見ると、

それリハだ打ち合わせだなどなど、

仕事に行くんであって、遊びに行く訳では無いので、

「写真撮る時間なんて無いよ」と、

身をもって知ったのでした(笑)

 

自腹きって前乗りとかね、

皆と帰らずに残って行動しないとね、

何にも出来ないのね〜。

 

チョットした移動などの合間や、

休憩中のチョットした時間でしか撮れないですね。

 

阿部さんは長年で色々心得ているので、

カメラ小僧←小僧???もしくは死語??まっ良いか♪

の様に、色んな種類を持って出かけているようで、

色んな光景を目にして記憶して、

お撮りになっているようですわっ。

 

たまに遠征で旅して海外は「韓国〜釜山〜」で、

ソウル市とは違う、港の光景や。

「中国〜北京〜」での万里の長城とか、

阿部さん目線が散りばめられておりました。

 

阿部薫 写真 「数年の足跡 〜右〜」

この会場で入った直ぐに目につき、

1番広い面ですので大体50枚は飾ったのではないでしょうか?

その大きな面の右側の光景です。

 

この面は、阿部さんの目に映った数年の足跡です。

 

小さな水たまりに、写真を撮る阿部さんが写り、

数年の月日と季節が散りばめられた世界では、

桜の枝が春の尊さを標し、

秋の落ち葉が哀愁を誘う。

冬の寒さで出来る氷が、自然の命を教えてくれる。

可愛いのが氷の形が、ハートって所だ♪

海辺では阿部さんの歩いた足跡や、

線路に力強く咲き誇るタンポポ。

 

そして商売道具も写ってます。

 

世界は過ぎ行き、時を重ね時間を刻みながら、

変わるものと変わらないものがある中で、

その時の心情が出るのが写真です。

 

阿部さんは、そのとき何を思ったのでしょうね〜。

皆さんも想像して楽しんで下さい♪

 

阿部薫 写真 「数年の足跡 〜左〜」

さて大きい面の左側です。

 

学校の教室の放課後の風景だったり、

魚眼で撮った爽やかな青空と灯台、

月の写真や公園での秋の気配、

何だかここの面では風景が多かったです。

 

ここでの写真を飾るポイントは、

額縁を奥行きを変えたり、白黒で強弱をつけて、

立体的に見せられたらいいな〜と飾り付けました♪

 

準備をする時に小さなピンや釘を、

トンカチで打ち付けると、

ドンドンとやる度に、他の額まで揺れて落ちそうになるので、

ヒヤヒヤしながらユックリと、慎重に飾り付けなければならず、

慎重にやっているのにガタン!!って落ちてね…、

「ヒエ〜〜〜ッ」と叫ぶと、

奥の大きい額を打ち付けている阿部さんが、

何事!!!って走って来る(苦笑)

数個壊れてね…ショーック!!!

恐る恐る阿部さんに額縁が無いか聞いてね、

何個か額が余っていて、ホッとしたりして…。

 

「慎重に」って釘刺されてね〜。

 

ココの面が1番時間がかかって、

三人掛かりで押さえながら挑んでも、

かなり時間がかかり、焦った焦った!!

 

なぜなら会場は、退出時間が決まっていて、

飾り付ける時間は焦るのです。

 

やりきれない所は、お客さんが来てから追加しても、

大丈夫な所を抜かして、肝心要な所を先に済ませるのです。

 

だから数日経った時に、移動しましたか?とか、

追加しました?と、聞かれる事がたたあり。

 

皆さん凄い記憶力ですね!!!

と、凄く感心したのもです。

阿部薫 写真 「ネコ写真と美しき世界」

どうしても大きくしたかった、

美しき蓮のアップと青空にシャボン玉の写真♪

この2つでどうしても書きたかった詩があって、

あえて大きくしてもらいました。

 

この青空とシャボン玉がまるで、

水中で息をしている様な写真で、

美しいんですよ〜♪

なので個展で販売した「Gift Box」で、

 「アクア」という詩と共に載せています。

 

そして蓮の花もスゴく凄く、綺麗な呼吸をしている様な、

美しく柔らかなピンクの花びらが、

尊いものを教えてくれる前に、

今あるべき美しさを教えてくれています。

 

歪んだお洒落フイルムフレームには、

幻想的な風景写真を飾り付け、

 

そしてその横の大きな額には、

阿部さんセレクト愛してやまないネコの写真。

額縁を買いに行った時に、この額縁を買う!!

そう言いきり、ネコだけを飾る!!

コレまた言い切り。

このコーナーだけは譲らない!!!

俺の大好きコーナー♪と、

自分が毎日座っていた横に、構えておりました(笑)